spleeterは10分まで?
こんにちは。
今日はspleeterについて書きます。
spleeterとは、フランスの音楽配信サイトdeezerが開発したパート分離ソフトで、音声を声とBGMで分けたり、音源をボーカルやドラム、ベースなどに分けることができる便利なソフトです。
筆者も使っています。
(Python版使用)
☝Python版導入におすすめです。
ところで、
みなさんはspleeterを使うとき以下のように思ったことはありませんか?
spleeterで分離させるファイルが10分超えると出力が途切れるの、何?
筆者自身もこの「10分制限」に引っかかる時がありました。
ですが、
「正直最後の数秒だからいいや」
とか
「特別ここ分離させなくてもいいや」
とかで放置してました。
「どうしても必要だったら元ファイル分割して再実行するだろ、知らんけど」
って感じでした。
ん?ちょっと待てよ…
ありました。
spleeter separate 分離したいファイルのパス [-o 出力先のパス] [-p 分離数(2/4/5)] [-d (秒数)]
で指定可能でした。 (デフォルトが600秒=10分)
例えば12分30秒の音声ファイルだったら指定秒数が750秒より長かったらOKです。
あまりぴったり過ぎるギリギリの秒数だと不安なので筆者はファイルの長さより少し長めで設定します。
ちなみに、オプションの文字であるdはduration(持続期間,継続期間)のdみたいです。
調べてみたけど使用方法をまとめてるブログにはほとんど[-o]とか[-p]とかのオプションしか書いてなかったので、githubで質問飛ばしてくれた海外ニキ(ネキ?)には感謝してます。ありがとう。
これを書きながら
「TwitterのTLでも誰も言ってなかったよな…?」
「検索してもなかったような…」
と確認のためにTwitter検索したら、2020年時点でコマンドに言及してる人がいました。なんでや。
結論:分からなければ一回Twitterで検索
まぁツイート自体にはソース元はなかったし、裏付けが取れたのでよしとします。
それでは失礼します。よきspleeterライフを。